岩渕農薬は、昭和52年(1977年)に母体でありました岩渕薬品より分離独立して以来、千葉、茨城を中心に農業に欠くことのできない農薬の流通に携わってまいりました。
 東京という一大消費地に隣接し、北海道に次ぐ粗生産高を誇る市場に恵まれ、おかげさまで同地域における業界トップ企業に成長することができました。
 日本の農業を取り巻く状況は、気候変動によるリスクを回避すべく、脱炭素と環境負荷の低減がテーマとなり、環境配慮型農業が求められております。農水省は「みどりの食糧システム戦略」を発表し、2050年までに、農林水産業のCO2排出ゼロを掲げております。このような環境を踏まえまして、持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会に貢献すべく商材の幅を拡大し、的確な安全情報や技術指導、そして確実なデリバリーシステムを推進してまいります。
 これからも、企業理念である、「自覚、誠意、努力」を基本に、更に強固な絆を広げ、農業育成に尽力し、日本の食文化の一翼に奉仕して参りたいと願っております。